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「ともに紡ぐ、しめ縄の記憶」──昭和小学校5年生とともに

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 12月15日、地元、綾川町畑田にあります昭和小学校5年生の皆さんと一緒に、「しめ縄づくり」に参加させていただきました。

 

 

 子ども達は、藁の感触を確かめながら、やはり最初は上手く出来ない様子でしたが、二人一組で協力しながら、自分達のしめ縄をしっかりとなう姿が印象的でした。

  

しめ縄を作る子ども達の手の写真

 

 昭和小学校では地元の皆様のご協力のもと、田植え稲刈り、餅つき、しめ縄づくりと、一年を通じて米作りにまつわる営みを体験されてらっしゃるそうです。

 

 

 しめ縄は、新年を迎えるにあたり災いを払う結界として、神様をお迎えするために家々に飾られる、日本古来の風習です。地域によって形も飾りもさまざまですが、そのどれもに「一年の無事を祈る心」が込められています。

 

 

 昔ながらの風習を残していくことが難しくなってきつつある時勢の中、このような体験を実施されているのは、本当に尊い活動だと思います。

 

作成したしめ縄

 

 子どもたちが“暮らしの中の文化”に触れ、地域の方から次世代の子ども達へと受け継がれていく。子どもたちとともに、地域の文化や風習を大切に守り、継いでいけるよう、県政の場からしっかりと支えてまいりたい、そんな思いを新たにする1日でした。

 

 

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