2025年1月3日、希望に満ち溢れた新年の朝、綾川町・綾南農村環境改善センターには、人生の新たな節目を迎えた皆さんの笑顔が溢れていました。
20年前の2004年といえば、近代オリンピック発祥の地でアテネオリンピックが開催された年。金メダルを獲得した水泳の北島康介選手がインタビューで発した「超気持ちいい!」が流行語大賞にノミネートされるなど、日本人選手の活躍に日本中が湧いていました。
また、iPod(iPadではありません)やデジタルカメラなど、デジタル製品が日常生活に浸透し始めたのもこの頃。新たに20歳を迎えた皆さんは、まさにデジタル社会を担う世代と言えます。
この20年の間に、スマートフォンの普及やSNSの台頭、そして予期せぬパンデミックなど、社会は大きく変化してきました。
そのような中で、様々な困難を乗り越え、たくましく成長されました。デジタル社会への適応力と柔軟な発想は、まさに時代の最先端を行くもので、この急速に変化する社会において、皆さんの持つ感性とスキルは、香川の未来を切り拓く大きな力となることでしょう。
そして何より、この地域の、綾川町での絆を大切にする心、その姿に、香川の輝かしい未来を見る思いがいたします。
毎年、「20歳の集い」に出席させて頂き、その度に、気持ちも新たに、身が引き締まる想いです。
皆さんが夢と希望を持って暮らせる香川県の実現に向けて、教育環境の整備や雇用の創出、地域活性化に全力で取り組んで参ります。
新たな時代の幕開けに立つ皆さんと共に、この香川の地で、素晴らしい未来を築いていきましょう。
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