児童生徒の交通安全教育について【令和4年2月】本会議 一般質問

 子どもの交通事故防止を目的に、県では交通安全教育ビデオの貸出や、県教育委員会では、市町教育委員会や県警察棟と連携し、子どもの発達段階に応じた交通安全教育を実施していると承知している。これらの安全教室等の内容は、いかに子どもたちを事故の危険から守るかということに力点が置かれているものと思うが、運転者の側に立った交通ルールや運転マナーについても早い段階から触れていくことが望ましいと考える。

 学校における交通安全教育の際、例えば、交通安全会議チェックリストをもとに「家族で交通安全会議を開こう」「家でお父さんお母さんの運転をチェックしてみよう」と呼びかけることで、学校の交通安全教育の場が児童生徒自身が主体的に交通安全対策について考え、また、「自分も交通社会の一員である」という意識付けの機会ともなり、その結果として、生涯にわたって、被害者リスクと加害者リスクの両面から、子どもたちを交通事故から守ることにつながると考えるため、工夫を重ねていっていただきたい。

 学校現場における児童生徒の交通安全教育にどのように取り組んでいこうと考えているのか伺う。


(教育長答弁)

 議員御指摘のとおり、交通事故を減らすためには、交通ルールの遵守と他の道路利用者に対する思いやりを持った交通マナーの実践が何より求められることから、子どもの発達段階に応じて、交通ルールや交通マナーを学ぶ機会を確保するとともに、児童生徒が主体的に交通安全について考える意識を育んでいくことが重要であると考えております。

 こうした考えのもと、小学生に対しては、入学後速やかに、横断歩道の渡り方や歩道の歩き方など、交通安全の基本を指導しています。

 自転車を利用する機会が増える中学生、高校生については、スタントマンによる交通安全教室を実施するなど自転車の安全な乗り方を教えるとともに、高校生には、DVD教材を活用した講習や「自転車運転免許」の交付などを通じて、事故の加害者にならない意識の醸成にも努めているところです。

 あわせて、長期休業明けには「交通安全特別強化週間」を設け、交通事故防止に重点的に取り組むとともに、児童生徒が主体的に実施する交通安全活動や、警察や地域住民と連携した取組みも行っております。

 また、議員御指摘のとおり、家庭において、交通安全や交通マナーについて話し合うことは、児童生徒が交通社会の一員としての責任を自覚し、主体的に交通安全について考えるうえで大変有意義であり、保護者の交通安全意識の向上にもつながることから、学校と家庭が連携して交通安全を推進していけるような取組みについて検討してまいりたいと考えております。

 県教育委員会といたしましては、学校とともに、家庭や地域、県警察などの関係機関との連携を密にしながら、交通社会の一員でもある児童生徒の交通安全教育の充実に一層取り組んでまいります。

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