綾川町多文化共生まちづくりサポーター養成講座
先日、四国新聞にも掲載されておりましたが、「綾川町多文化共生まちづくりサポーター養成講座」に私も参加しました。
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現在、香川県に住んでいる外国人数は1万4千人を超え(法務省・令和2年末調べ)、年々増加傾向にあり、中でも、技能実習生の割合が4割を超えています。
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綾川町では、在留外国人数は374人・そのうち技能実習生は256人と約7割を占めており(令和3年6月末現在)、県内でも非常に高い割合と伺いました。
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綾川町は、
①技能実習生を始め、外国人住民の方が、かなり増えてきていること
②オイスカ四国研修センターがあることで、早くから国際交流協会の活動が盛んに行われ、県下の中でも取組が進んでいる
以上のような背景や現状を受け、今回、多文化共生のまちづくり促進のモデル地域となりました。
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県・県国際交流協会・綾川町などが連携して、外国人と地域住民を「つなぐ」役割として、交流イベントや情報発信の中心になって頂ける人材を育成する目的で、「綾川町多文化共生まちづくりサポーター養成講座」が開かれています。
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私も、小さい頃からオイスカの研修生と田植えをしたり、おうどんを作ったりと、何かしら学校行事で交流をしていましたし、生活の中で、外国の方が自転車に乗って買い物に行く姿は、当たり前のようにありました。
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今回、このようなモデル地域として講座が開かれることは、綾川町にとっても、非常に有意義な活動・研究になると思います。
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意見交換の際には、
・日本語を学べる環境が少ない
・子供の頃からの道徳教育、多文化共生教育が必要
・地域人材をうまく活用できていない。ボランティアももちろん大切だが、ある程度、海外経験や知識がある方には、職業として成り立つようにしてほしい。
など、様々な意見が出ました。
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「外国人住民のための多文化共生」から「地域の未来のための多文化共生」へ視点を変える事が大切。と講師の先生がメッセージを送られていました。
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まだまだ多くの課題がありますが、地域の方にも、正しい実態把握も含め、町全体で一緒に取り組んで頂けるように、先ずはこの講座を知っていただけたらと思います。
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