障害者の文化芸術の振興について【令和2年9月定例会 一般質問】

【質問】

 障害者の文化芸術の振興についてです。

 文化庁から、平成30年6月に「障害者による文化芸術活動の推進に関する法律」が公布,施行された。

 国においては、基本計画を策定し施策を推進することとされており、努力義務ではあるが、地方公共団体においても、国の基本計画を参考に都道府県計画の策定をすることも求められている。

 平成31年3月、国において「障害者による文化芸術活動の推進に関する基本的な計画」が策定され、障害者の文化芸術活動の取組を推進していく動きがある。

 他の都道府県では、そういった障害者の文化芸術の活動を支える「支援センター」を設置しているところもあると聞いており、四国内では、愛媛県が本年度に設置し、未設置は香川県だけという状況になっていることから、こういった支援の拠点となる支援センターを香川県でも設置していくべきと思う。

 県においては、今年度中に策定する令和3年度から3年間の計画期間とする「第6期障害者プラン」に、障害者の文化芸術の推進にかかる都道府県計画を盛り込むよう、策定を進めていると聞いているが、本県において障害者文化芸術に関する支援に向けての体制整備について、今後どのように考えておられるのか、またどのように進めていかれるのか知事のご所見を伺う。



【知事答弁】

 地域における障害者の自立と社会参加の促進において、文化芸術活動の振興は、大きな成果をもたらす重要な分野であり、国における法律の制定等も踏まえ、その一層の推進を図る必要があるものと考えております。

 このため、県においては、昨年11月に瀬戸内国際芸術祭の開催にあわせ、障害福祉サービス事業所等と連携して「香川県障害者芸術祭2019」を開催し、多くの方が来場され、障害者の文化芸術活動の持つ力に触れることができたところであります。

 一方、参加された障害者の方からは発表の場だけではなく、作品の制作にあたっての助言など援助に関する情報、活動を行うための相談の場の設置など、芸術活動に取り組むための支援の充実を求める声がありました。

 こうした声を踏まえ、本年6月に、障害者文化芸術活動の支援体制を検討するため、学識経験者及び各種団体を構成員とする検討会を設置し、これまでに3回開催したところであり、障害者の文化芸術活動に関する情報の把握や提供、相談などを一体的に取り組み、障害者の文化芸術活動を支援するための拠点の必要性などについて御意見をいただいているところです。

 また、いくつかの都道府県においては、障害者の文化芸術の活動を支える支援センターが設置されていることから、検討会で出された意見も踏まえ、現在策定を進めている県障害者プランにその方向性を盛り込むなど、支援センターの設置を含めた支援体制の構築を検討してまいりたいと考えております。

 私といたしましては、引き続き、関係機関と連携を図り、文化芸術活動を通じて障害者がその個性と能力を発揮し、住み慣れた地域で生き生きと生活できる社会の実現を目指し、障害者の文化芸術活動の振興に積極的に取り組んでまいります。  

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